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犬猫オークション市場(せり市)について

2011/08/18
前回の記事でセミの羽化のことを書いたのに、
今週になってその数がぐっと減った気がします。

何となく夏の終わりを感じて、
ちょっぴりおセンチになったりして。

     

さて、今日は文字ばっかりの記事ですが、よろしくお願いします。

わたしもやっと
 『動物取扱業の適正化について(案)』
に対するパブリックコメントを書き上げて送りました~。

根がマジメなもので(笑)、いろいろ調べないと筆が進まなくて
すっごく時間かかりました。
だけどお陰でいろんなことを知り、考えることができました。

中でもオークション市場(せり市)に関しては全く何も知らなくて、
『動物愛護管理のあり方検討小委員会(第3回)議事録』
の資料がとっても興味深かったです。

その一部転記させていただきます。
長いのでかなり中略させていただいたのですが、それでも長いです。
どうかご了承ください。

******************************

【三船直人氏】(全国ペットパーク流通協議会広報)
 私どもは、健全性の高い生体の販売での社会貢献ということを、今、業界の趣旨としてやっております。現在は、繁殖場というか、繁殖者というか、そういうインフラ、繁殖場のインフラですね、そういう設備がまだちょっと行き届いたところが少ないのではないかということで、そういう設備に対しての中心のものが、一生懸命やっております。

   <<<< 中略 >>>>

【水越委員】(日本獣医生命科学大学獣医学部講師)
 内容のところで、現在は繁殖現場のインフラの整備が中心ですと書いてあるのですけれども、おそらく、これが書いてあるということは、この整備が必要だからということだと思うのですね。それで、具体的にどういうようなことをやっていらっしゃるのか

   <<<< 中略 >>>>

【宇野覚氏】(全国ペットパーク流通協議会会長
 繁殖現場のインフラと書いていますが、実質上、簡単にできるものではないです。まず、できるだけパークの役員が繁殖現場に顔を出す、ブリーダーのところに顔を出す。あと、心理的な面ですね。いろいろ、今回の法規制でもあるのですけれども、基本的には、倫理性を問われていると思うのですよ。その中から、いろいろなことが出てきていると思いますので、戦後の日本の中で、こういう職につかれた方という方の倫理性というのは、やはり、我々が見ても、少し低いところにある人もおられますので、そういう方々含めて、いろいろなこと、情報を流しながらやっていっているのが事実です。

   <<<< 中略 >>>>

【野上委員】(NPO法人地球生物会議ALIVE代表)
 このパーク協会全体で取り扱っている犬の総数は、大体何頭くらいでしょうか
 それから、一般論として、全国に流通する、小売店で流通する犬が、オークションを経ているのは何十%くらいかというところを教えていただきたいです。
 それからもう一つは、オークションを通過すると、やはりトレーサビリティが非常に難しくなるということが言われています。
   <<<< 中略 >>>>
 それからもう1点は、オークションで売れ残った場合はどうなっているのか

【宇野覚氏】
 頭数は、おおむね年間27万頭ぐらいだと思います。
 総流通の約4割が、パーク経由でいっていると思います。
 トレーサビリティの、少し概念的に、ちょっと私わかりにくいのですよ。過去の、いろいろな、確かにパークを経由によって切られるということは、情報が断たれるということは、要は繁殖者から子どもの状況がエンドユーザーに伝わらないということなのですかね。

【野上委員】
 そうです。あと、遺伝病の情報収集をするときにも。

【宇野覚氏】
 それに関しましては、この業界が、過去から非常に悪習がございまして、買った業者は買った後は文句を言わない。そういう商習慣がありました。今、我々がしているのは、事故情報をできるだけ収集するように協力を呼びかけています。ただ、やはり、いまだに買った後、文句を言うのは嫌という業者さんが多いです。

   <<<< 中略 >>>>

 売れ残りですね。パークで売れ残りというのは値がつかないということだと思うのです。ただ、売れ残りというのは、基本的に売り主が自分の思っている値と合わないという場合がほとんどであり、もし不具合の大きな子というのは、おそらくブリーダーさんが身の回りの人にとか、我々でも仕入れた子で、ちょっと販売に向かない子は、従業員や私が飼ったりとか、そういうことで、結構対応していると思います。

【野上委員】
 ある情報によりますと、このオークション会場でも、すぐ殺処分できる施設があるということが言われているのですが、そのあたりはいかがですか。

【宇野覚氏】
 言語道断、恐ろしい暴言だと思います。

【林委員長】
 そういうことはないということですね。

【宇野覚氏】
 絶対ないです、そんなことは。

【永村委員】((社)ジャパンケンネルクラブ理事長)
 子犬が生後40日未満、それから子猫が45日未満、この確認は、どうやってやるのですか。

【宇野覚氏】
 これは、もう自己申告ですね。ただ、これ、40日とか45日になっていますけれども、仮にその数字がクリアしていても、仮にチェックの方が怪しいと言ったら変ですけれども、月齢以前の問題もありますので、出陳不可と思えば止めています。これは、確認はしようがないです。自己申告でないと。それプラス、自己申告だといって、すべて真に受けるわけではないです。数字が揃っているからオーケーというわけではないです。当然、見た目で、プロの感覚がありますので、30日の子を40日と言うのは、まず通らないと思います。それはチェックしています。

【臼井委員】(日本愛玩動物協会理事)
 今のに関連してなのですけれども、40日未満、45日未満というこの数字の出てきた根拠を教えてください。

【宇野覚氏】
 これは、根拠というよりか、本当に一時期なのですけれども、大型犬なんかで32日から35日ぐらいのが出始めてきました。ちょっと行き過ぎかなという全体の風潮がありまして、幼齢化、社会化期という問題も出てきていましたので、どの程度がいいだろうかというので、大体皆さんの今まで扱ってきた感覚で40日と45日としています。あくまでも感覚ですね。学術的に云々というのはなく、感性が大きいです。ただ。私が思うには、離乳食等のフード環境が良くなかった過去は、大体移行抗体が落ちた50日から60日が多かったのですけれども、そのときから比べると感染症は40日ぐらいになったら減ったと思います。そんな気が、何かします。

【臼井委員】
 それはデータがあるのでしょうか。感性、感覚でしょうか

【宇野覚氏】
 感覚ですね。

【臼井委員】
 ありがとうございました。

【宇野覚氏】
 多分、売っている業者さん、みんなそう思っていると思いますけれどもね。

【打越委員】(成城大学法学部准教授)
 こういったペットオークションの場というのは、動物取扱業としては、販売とか展示という部分に当たるのでしょうか。一般の小売店舗が直接消費者に販売する業務を担うのに比べて、オークションの場はプロ同士の販売というか、そういう場面だというふうに考えております。そうであるならば、プロ同士の取り引きの場というのは、プロとアマチュアの取り引き以上に、ある意味透明で、かつ、きっちりした監視の目が行き届かないと、川下に行ってからでは、なかなか監視ができないということがあると思うのですね。そういった意味では、プロとプロが交渉する場というものに対して、どのぐらい透明性を確保できるか

   <<<< 中略 >>>>

【宇野覚氏】
 それに関しましては、パークの中でも、よく会議で言っています。よく、ブラックボックスとか言われますので、なにもブラックボックスではないよという気持ちはあります。ただ、意見が、業のスタイルを一般に見せるというのが、果たして業に与える影響はどうかという不安はみんな持っています。業自体の情報が全部流れるということは、不安は持っているのは事実です。生体価格の問題とか、卸値とか、小売りと乖離する、そういう不安は持っているのは事実です。ただ、将来的には、やはりそういったことは当然必要になってくるでしょうし、もうブラックボックスと言われるのは嫌なので。

   <<<< 中略 >>>>

【加隈委員】(帝京科学大学生命環境学部講師)
 質問なのですけれども、このオークションに来る、あるいはそこからまた小売りの方に行くというところでの、やはりまた輸送の部分だったり、あとオークションの中での保管だったりということに関して、マニュアルをつくられたりだとか、もしないのだとしたら、そういうものをつくっていこうとか、感染症なども含めて、何か対策はあるのでしょうか。あったら、見せていただいたりとかもできるのでしょうか。お願いします。

【宇野覚氏】
 今の質問に対しては、悲しいですけれども、特にないです。ただ、温度管理等は、会場では非常にナーバスになっています。あと、輸送に関しては、確かにおっしゃるように、100キロ、200キロと40日の子が運ばれてくるのも事実です。そういう日もあります。ただ、夏場などは非常に注意して運ぶようにということは、盛んにアナウンスして対応しております。感染症に関しては、空気清浄機や手洗い、消毒を進めるとか、個別にというか、一体しか、同一ケージに入れないというようなことはやっています。けれども、現実は、先ほどのように、ブリーダーさんの、個々の意思によってなされています。それと、明らかに感染症に関しては、数多く出るブリーダーさんというのは自然に淘汰されていきます。これは、結構きついです。嫌ですから、販売する方としましては。特に、先方意見があるので、消費者のところに行ってから起こったというのは、非常に、愛護から見ると、消費者のところだろうが、ペットショップだろうが、それは一緒なのですけれどね。

   <<<< 中略 >>>>

【野上委員】
 ペットオークション業者が動物取扱業に入っていないということが現状なのですが、今回、取扱業者になるということについては、特に異存はないわけですよね。きちんとやっていくということでは、何の問題もないわけですから。

【宇野覚氏】
 別枠ではなくて、取扱業者という中に入るのは、別段私は問題ないと思います

<<<< 中略 >>>>

【斉藤委員】
 会場へ入ってくるときの生体の健康チェックというのは、どなたがやられているのでしょうか

【宇野覚氏】
 出荷前に、目視だけなのですけれどもチェックする者がいますので、当然、獣医師ではないのですけれども、やはり長年の勘というのがあって、体に力がないとか、目視でできるものは、すぐわかります。やはり皮膚のことは、現実的には困難なことが多いですね。

【渡辺委員】
 たまたま私が見学した市場がそうだったのかもしれませんけれども、例えば、ひざ関節が緩いとか、そういう個体を、ちょっと難あり商品としてお安く売っていました。それから、あとF1の犬、猫も売っていました。そちらでは、そういうことはどうでしょうか。

【宇野覚氏】
 ひざが緩いのが安いということですか。当然、そういう評価になっていくでしょう

【渡辺委員】
 販売するのですね

【宇野覚氏】
 当然、します。許容範囲外は当然ありますけれども、程度の問題です。ですから、買い主が、程度がひどいと思えば買わないです。あと、それと、ミックス犬に関しては、よくも悪くも、ちょっと今のところ、私は判断つかないです。

【渡辺委員】
 販売されているのですね。おたくでは、取り扱いはされているわけですね。

【宇野覚氏】
 オークションという意味ですか。当然、ミックス犬も流通しています。

【渡辺委員】
 それで、先ほどのひざ関節緩いという犬が、では、競られて売られていきました。では、それが店頭に出たときに、きちんとお客様に表示されるかどうか。そこまでのチェックは

【宇野覚氏】
 していないです

******************************

びっくりです。ありえないーと思いました。

全国ペットパーク流通協議会を経由して販売される犬猫は年間約27万頭、
日本全体の総流通量の40%だと言っています。

それなのに、かなりテキトーな感じを受けました。(滝汗)
ペット流通の闇の部分です。

だけどこんな闇の部分を、もし改善することができる(かもしれない)ならば、
送らないわけには行かないでしょう。パブコメ。

***

そして、
(4)犬猫オークション市場(せり市) に対するわたしの意見はこうです。

 段階的に犬猫オークション市場(せり市)の制度を廃止することを目標として、
 今回の法改正では動物取扱業の中に含めて基準の設定や監視することが妥当だと考えます。

【理由】
  オークション市場(せり市)のような中間業者からペットショップに並ぶまでに
 時間がかかるため、せり市で取引される犬猫はほとんどが生後40日前後です。
 これは案の3ページ目87行の「(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢」 に通じる、
 非常に危惧されるべき問題です。
  これらの中間業者を動物取扱業に含めることで業界全体での規制を行うことが可能になり、
 パピーミルや犬猫幼齢動物の問題が今以上に秩序化できるような、質の高い基準を
 検討することが必要だと考えます。

・・・。うーん。ちょっと甘かったかなぁ。
***

動物先進国のドイツだって、今の 「犬の保護に関する条例」が出来たのは2001年です。
10年も前というよりは、たった10年前なのかっていう感じしませんか?
負け惜しみじゃないぞ。(笑)

きっと、何年後かには日本も動物に優しい国になれるはず。

パブリックコメント締め切りまで、あと9日

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02:10 ペット | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
先日、ネットである愛護センターの動画を見ました。
それには殺処分の映像もありました。安楽死では無く、痙攣を起こし殺されていく映像を見て、自分でもできる事があるならとメールではありますが、パブリックコメントを出しました。
良く判らない所もありましたが、参考意見を見ながら自分なりの言葉に直し伝えたつもりです。
少しでも良い方向に行くことを願っています。
>陸さんっ♪
殺処分の映像、見たのですね。それってすごい勇気だと思います。
わたし、まだ見れてないのです。
そういう意味で、わたしはまだ全てに目を向けられていない気がしてます。

法律の言い回しとかって難しいですよね。
パブコメも感情的なものよりは数値や科学的根拠があった方が法律を改正するに向けてはいいのかもしれないけれど、理屈はエライヒトが考えてくれんじゃないかなーと。
きっと世論とか、国民の一般的な考えとか、そういう意見を求められてる気もします。
だからまずは送る事が大事ですよねっ。
少しでも動物やニンゲンにとって暮らしやすく優しい国になりますように!v-22
はじめまして。
犬猫殺処分0!を目指して〈まだ間に合うから〉プロジェクトの佐藤と申します。
全国の動物愛護支援団体さんを応援する活動になります。

個人的に、FBを利用して、殺処分&生体販売の廃絶や毛皮,実験動物の方でも発信しております。
FBで、こちらのサイトの紹介をいただきました。
記事の内容を、転載させていただきたく連絡させていただいた次第です。

動物には優しくなくて、人間にだけ優しい社会など存在しない・・・そう信じてます。
子供に「手のひらを太陽に」を教え、ミミズだってアメンボだって友達なんだと歌わせながら、なんでも殺して解決する日本という国に、未来は感じられませんね。。
>さとうなおこさんっ♪
はじめまして!コメントありがとうございます。
サイトの紹介もありがとうございます。
目を覆いたくなるような現実が実際に起こっていることを、
多くの人に知ってもらって考えてほしいです。

動物にも、人間にも、優しい社会になってほしいですね。
日本だったらきっと出来るはずですから。

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